逆セクハラに嫌悪感

フィギュアスケート選手の高橋大輔さんが、日本スケート連盟会長でJOCの常任理事(!)でもある橋本聖子参議院議員からセクハラされていたというニュース。女性から圧倒的人気を誇る高橋選手の被害とあって、ネットでも話題騒然。私はフィギュアスケート自体にあまり興味がないけれど、高橋選手のことは少しくらい知っている。ファンの人はたまらないだろうなーと思うし、何より本人に心から同情する。

 

男性が女性にするセクハラもひどいが、女性から男性への逆セクハラは、表に出にくいためたちが悪い。力で言えば男性の方が強い。けれど、嫌がってちょっと振りほどいたり突き飛ばしたりしようものなら男性の暴力の方に注意がいってしまって、原因のセクハラが過小に扱われる。

 

橋本氏の場合、自分の立場を利用した卑怯極まりない行為だと思う。重職を兼任させていることにも問題があるが、スケートに携わる選手たちがもしこの女性に抵抗したら、今後どんな目に遭わされるか分からないのだから、黙って受け入れるしかなかったのだろう。こんな人が参院議員までやってるかと思うと絶望的な気分。

 

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